ダブルコートとシングルコート
シングルコートのワンちゃんは毛が抜けにくく、伸びたらトリミングに行かないとぼさぼさになってしまいます。毛が抜けにくいので、アレルギーを持つ方にも比較的飼いやすいと言われています。代表的な犬種としては、トイプードルやシーズー、ヨークシャーテリアなどです。
ダブルコートのワンちゃんは、換毛期になると抜け毛がすごいです。オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)のうち、アンダーコートが抜けます。まめにブラッシングをしてあげ、皮膚病などにかからないようにします。ダブルですので、冬に強いワンコたちです。キャバリアや柴犬、ポメラニアン、チワワなどいます。
キャバリアは長毛ですので、抜け毛が絡んだりすると、なかなか大変です。毎日ブラッシングをしてあげていれば、何も問題はありません。絡んでしまった場合は、スリッカーやコームを使って毛玉を取り除きます。
また、絡んだ毛をそのままにしておくとそこから細菌が増え、皮膚病になりやすくなります。長毛のワンコはブラッシングできれいにしてあげるのが重要です。
pecuteのスリッカーブラシです。
SサイズからLサイズまであるので、ワンコにあったサイズをお勧めします。
飾り毛
キャバリアは1歳ぐらいから飾り毛が生え始めます。飾り毛は少しずつしか伸びないので、3歳ぐらいでやっとちょっと立派になってきたかな?という感じです。
なかなかかっこいいのですが、長毛ですので夏は暑そうです。本来はトリミングなど必要のない犬種ですが、肉球あたりの毛や、全体的な毛を整えてあげると、きれいです。
食事をするときや散歩のときなど、耳の飾り毛が長いですので、床や地面を引きずってしまいます。スヌードをかぶせたり、短くトリミングされている飼い主さんもいます。
ブラシと掃除機が一体となったNeabotのペット用バリカンです。
ノズルがチェンジできるので便利です。
トリミングしよう
トリミングが必要ないとはいえ、やはり爪や耳、お尻など、カットしてもらったほうがかわいいです。肉球の間の毛が伸びていると床で滑りやすいですし、爪も途中まで神経が通っているので、間違って切ってしまうと大変です。爪切、耳掃除、肛門絞りなどトリマーさんにお願いしたほうがいいです。
カットしてそろえてもらうと可愛いですよ。
また、トリマーさんはきれいに乾かしてくれるので清潔な皮膚を保つことができます。一か月に一回程度のトリミングでいつもきれいに過ごせます。
自宅でのお手入れは?
1カ月に一度のトリミングと毎日のブラッシングでキャバリアはきれいに過ごすことができますが、やはりワンちゃんの個体によっては自宅でシャンプーということもあります。
また、換毛期など、抜け替えがある時期はかゆいようですので、シャンプーしてあげると気持ちがよいようです。また、ムダ毛を取り除くことができるので、一石二鳥です。
うちの子などはお風呂大好きなので、シャンプーは10日に1回、夏場になると1週間に1回ぐらいになってしまいます。
先ずはペットバスにぬるま湯を張り、軽く濡らした後、シャンプーを泡立てて洗っていきます。肛門付近は特に汚れているので、ぬるま湯に付けた後、汚れを取り除いていきます。
シャンプー後にシャワーで洗い流し、ドライヤーでしっかりと乾かしてあげます。
キャバリアの場合は1時間から1時間半ぐらいかかってしまいます。(我が家では冬場は大体このぐらいです。)長毛のため、乾かすのは一苦労ですが、終わった後はふわふわになって、本人も気持ちよさそうです。
ドライヤーはペット用のものが風力もあり、温度も高くなりませんので、よいのですが、音が気になるワンちゃんには不向きかもしれません。トリマーさんのように高い台に乗せて乾かしてあげるとよいです。
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ペット用に作られていますのでパワーもさることながら、熱すぎないのが良いです。音が苦手のワンちゃんにはちょっと無理かな?